
このたびギフテッド応援隊では、母たちの手記をまとめた電子書籍『ギフテッド育児奮闘記』を出版いたします。
8組の親子のエピソードの中には、ギフテッドが学校で抱える課題やその対処法、不登校との向き合い方、新たな居場所の作り方など、経験者ならではのたくさんのヒントが詰まっています。
保護者の方にも、教育や支援に携わっている方にも、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
ー知ってほしい、子どもたちの姿(「はじめに」より)ー
どんな子どもがギフテッドなのか?
説明すればするほど、とらえどころがないと感じてしまうかもしれません。
ところが面白いことに、親たちがひとたび集えば、その場はいつも「あるある!」「わかる!」「うちと一緒!」という共感の声であふれかえります。個性の塊の子どもたちを一言で定義することは難しくても、「ギフテッドってこんな子ども」といえる共通の何かが、やっぱりあるのです。
今回、その「何か」を少しでもお伝えしたくて、ギフテッド応援隊の会員のなかから有志を募り、試行錯誤の子育てを手記としてまとめました。
ありのままの子どもたちに、ぜひ向き合ってみてください。彼らがどんなふうに日々を生き、何につまずき、何に目を輝かせているか。そして、保護者は、学校は、社会は、彼らをどう受け止め、どんな環境を与えてやるべきなのか。一緒に考えていただければ幸いです。
電子書籍 『ギフテッド育児奮闘記』
■ 編者 ギフテッド応援隊
■ 定価 500円
■ Amazon kindleストアにて発売予定
10月24日(土)予約開始、10月30日(金)発売(Amazonにリンク)
【目次】
1 「みんなと一緒」でなくていい。試行錯誤を続けた学校生活
2 絵と音楽と、ユーモアと。豊かな感性の娘に寄り添って
3 夢は数学者! 息子がのびのびと学べる場所を見つけたい
4 学びの場は学校だけじゃない――フリースクールから広がる世界
5 ホームスクールを選んだ娘。「毎日が楽しくて幸せ!」
6 「ぼくは自分を受け入れてくれる人がいるところに行く」――息子を支えた数々の出会い
7 未来のタネを蒔き続ける――長期不登校からの高校進学
8 個性を認めあう教育の中で――インターナショナルスクールとカナダ留学