17歳だった息子さんを失ったお母様が『長野の子ども白書』に思いを綴られたのは、2020年のことです。その手記を紹介した毎日新聞の記事を、上越教育大 角谷詩織先生が目にされ、「ギフテッドの特性と重なる点が多い」と連絡を取られたことで、息子さんとギフテッドは一つの線に繋がりました。
「長年の謎が少し解けた気がした」とおっしゃるお母様。「ギフテッドの理解を広めるために役に立てたら」と、その後も『長野の子ども白書』に寄稿を続けておられます。
当サイトでは、『長野の子ども白書』掲載の手記および関連記事の全文をご紹介しております。
ギフテッドが学校で抱える違和感がどれほど見えにくいか、そしてそのサポートがいかに難しいか。一連の記事を通して、一緒に考えていただけましたら幸いです。
※記事の掲載にあたっては、お母様はもとより、角谷詩織先生、『長野の子ども白書』様、毎日新聞社様に転載許可をいただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
<各記事のページへリンクしています>
◆長野の子ども白書2020&毎日新聞記事
『「17歳で逝った息子」とその母が伝えたいこと』掲載手記全文(長野の子ども白書2020)
「ギフテッド児」と重なる「17歳で逝った息子」 周囲の理解あれば…母と専門家対談(2020年9月22日付毎日新聞)
◆長野の子ども白書2021
「ギフティッド?」17歳で逝った息子とその母が伝えたいこと(お母様手記)
「身近にいるギフティッド児の的確な理解~ギフティッド児神話から探る~」(上越教育大学大学院准教授⻆谷詩織)
「知ってほしい、ギフテッドのこと~学校とのミスマッチはなぜ起こるのか~」(ギフテッド応援隊)
◆合わせて読みたい
ギフテッドにおける実存的うつ By James T. Webb.